「たばこの害」 ニコチンとタール、そして・・・・
タバコの有害については、今では広く知れ渡るようになりました。
中毒性のあるニコチンや肺を汚すタールが有名ですよね。
そればかりが注目されがちですが、実はタバコには三大害があると言われています。
1つ目と2つ目はそれぞれ、ニコチンとタール。
では一体3つ目の害とは何なのでしょうか。

それは一酸化炭素です。
炭素を含む物質は燃焼すると、二酸化炭素が発生します。
しかし、酸素が不足している状態であれば、不完全燃焼を起こすのです。
その時に発生するのが一酸化炭素です。
一酸化炭素は血液の中にあるヘモグロビンと結びつきやすいという性質があります。
ヘモグロビンが酸素を運ぶ重要な働きがあります。
つまり血中に一酸化炭素が入り、ヘモグロビンと結びついてしまうと、酸素の運搬能力が低下してしまうのです。
このように酸素不足に陥ることを、一酸化炭素中毒と呼びます。
一般的に火事や締め切った室内で物を燃やした際に、起きやすい症状です。
酷い場合には死に至ることもあります。
一酸化炭素はタバコの煙の中にも、大体1〜3%の割合で含まれています。
一度、血中に入った一酸化が半減するまでにはおよそ3から4時間ほどかかります。
そのため、頻繁に喫煙する人の場合、慢性的な酸素欠乏状態になってしまうこともあるのです。
日本では測定、表示の義務があるのはニコチンとタールだけです。
しかし毒性があるという点は変わりません。
現にカナダでは一酸化炭素の表示も義務付けられています。
タバコの持つ害について、改めてきちんと知る必要があるのです。